逮捕されたのはいずれも足立区に住む、介護士の高橋浩児容疑者(47)と、会社員の山内幹晴容疑者(33)ら合わせて3人です。
警視庁によりますと2018年、足立区の路上で自転車2台に車が追突した事故を装って、修理代などの名目で保険金およそ1600万円をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
当時、高橋容疑者が自転車に乗り、車を知り合いの山内容疑者が運転していたということです。
また、事故の影響で、所持していた高額の競技用「電動ガン」が壊れたと申請していたということで、警視庁は請求額をつり上げようとしていたとみています。
同じ当事者間での事故による申請が複数あったことを不審に思った保険会社が警視庁に相談して発覚したもので、調べに対し、高橋容疑者は「本当にあった事故だ」と容疑を否認し、ほかの2人は認めているということです。
高橋容疑者は、同じ手口で保険金およそ1800万円をだまし取ったとしてすでに起訴されていて、警視庁は2004年からおよそ30件の保険金詐欺に関わった疑いがあるとみて調べています。
車と自転車の事故装い保険金詐欺未遂の疑い 介護士ら3人逮捕
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