逮捕されたのは、クレジットカードの決済代行会社「全東信」の東京支社で営業本部長を務める加藤祐亮容疑者(43)と、品川区の会社役員、武本明道容疑者(62)ら3人です。
警視庁によりますと、おととし1月から2月にかけて、東京 港区新橋の飲食店がカード会社と加盟店契約を結ぶ手続きを代行した際、他人の名義で不正に契約を申し込んだなどとして、私電磁的記録不正作出などの疑いが持たれています。
3人は店側からの依頼でうその内容で契約を結び、カードで決済された売り上げの数%を報酬として受け取っていたということです。
この飲食店は去年、カード決済の失敗を装って客に高額な料金を支払わせていたなどとして摘発されていて、過去にも違法な営業を繰り返していたことから契約ができないと考え、経営者とは別の名義で申請したとみられるということです。
営業本部長と会社役員は、調べに対し「正規の手続きをしただけだ」などと容疑を否認しているということです。
警視庁は、ほかにも不正に加盟店契約を結んでいるケースがあるとみて調べています。
他人の名義で不正にクレカ加盟店契約か 決済代行会社の3人逮捕
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