この催しは広島市中区のカフェで開かれ、広島県被団協の理事長で日本被団協の箕牧智之代表委員やもう1つの広島県被団協の佐久間邦彦理事長など20人が参加しました。
はじめに箕牧代表委員と佐久間理事長が受賞の喜びを伝えたあと、参加者があいさつし、このうち15歳の時に被爆した体験を語り継ぐ活動をしている切明千枝子さん(94)は「平和は何より大事ですが、油断するとすぐ逃げてしまいます。逃がさないように、力を合わせてしっかり守っていきましょう」と訴えました。
参加した人たちはチョコレートで「平和」や「祝」と書いたクッキーが飾られたケーキを食べながら、受賞の喜びを語り合っていました。
参加した核政策を学ぶ若者グループ「カクワカ広島」の田中美穂さんは「改めて受賞の重みを感じました。世界の注目が集まっている今、被爆者の声をより世界へ届けなければならないし、日本政府の姿勢を変えさせるよう取り組んでいきたい」と話していました。
広島 被爆者や核政策学ぶ若者らノーベル平和賞受賞決定を祝う
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