山形県飯豊町のダム湖・白川湖にはシロヤナギの林が一面に広がり、毎年春になると飯豊連峰の雪どけ水が大量に流れ込むことから、水の中から木が生えているかのような「水没林」を楽しむことができます。
まだ雪の残る水没林を上空から見てもらおうと、地元でカヌーやトレッキングなどの体験を行っている会社が気球に乗って眺める催しを初めて企画し、およそ20人が参加しました。
参加者は、気球で高さ20メートルほどまであがり、幻想的な風景を写真に収めるなどして楽しんでいました。
山形市の70代の女性は「気球には初めて乗りましたが上から見る水没林は鏡に映っているみたいできれいです」と話していました。
主催した会社の堀江守弘社長は、「今の時期は白い水没林、4月下旬には木が芽吹いてきて緑の水没林になります。それぞれよさのある景色なので、足を運んでほしい」と話していました。
水没林は5月中旬まで楽しむことができ、カヌーに乗って木々の間を進む体験なども行われます。
水の中から木が?山形 白川湖の「水没林」 気球から眺める催し
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