この撮影会は松川村の地域おこし協力隊員が開き、1日は50代から80代の住民など14人が、思い思いの衣装やヘアスタイルで会場を訪れました。
このうち、牛腰克巳さん(83)は、およそ20年続けている趣味の落語の紋付きはかま姿で撮影に臨みました。
牛越さんは「いつ何が起きるかわからないので、いい写真を用意したかった。仕上がりには満足しています」と話していました。
また、平林一男さん(75)と妻の千里さん(75)の撮影は和気あいあいとした雰囲気で進み、2人は自然な笑顔が印象的な1枚を選んでいました。
平林さん夫婦は「遺影に使える写真がなくて困っていました。これでいつ亡くなっても準備ができているので、安心して暮らせます」と話していました。
地域おこし協力隊員が撮影会を開くのは去年に続き2回目で、県内でもおよそ3人に1人が高齢者となる中、納得のいく遺影のニーズは高まっているということです。
地域おこし協力隊員の松本寿治さんは「遺影を見たらその人の個性や生き様が伝わるように表現したい。遺影が老後の安心や幸せな気分につながるよう心がけています」と話していました。
“納得いく遺影を” 思い思いの衣装で撮影会 長野 松川村
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