輪島市では2月10日からボランティアの受け入れが始まりましたが、態勢がまだ整っていないことなどから、受け入れる日数や人数が限られているのが現状です。
輪島市の社会福祉協議会によりますと、市内では大規模な断水が続くとともに、宿泊できる施設が少ないことから、ボランティアを限定して受け入れていて、今月は1週間のうち3日間程度、一日あたり40人ほどに限ることにしています。
ボランティアは金沢市からバスで移動するため、活動時間も3時間程度となっています。
また、依頼を受けた場所によってはボランティアが活動を始める前に安全に活動ができるかどうかの調査を行う必要がありますが、被害を受けた住宅が多く、職員の人手も足りないことから、調査が追いついていないということです。
さらに、被災した人がボランティアによる作業を希望していても、市外に避難していて立ち会うことができないとの理由で、調査や作業が行えない場合もあり、受け入れ態勢の構築が復旧に向けた大きな課題となっています。
能登半島地震6週間 石川 輪島 被災した人も支援物資仕分け配付
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