愛知県武豊町にある武豊火力発電所では、1月31日に爆発音とともに火災が発生し、激しい炎と黒い煙が上がりましたが、火はおよそ5時間後に消し止められ、けが人などはありませんでした。
運営する電力会社「JERA」は、ボイラーに投入するバイオマス燃料の木質ペレットを、一時的に貯蔵する設備付近が火元とみられるとしていますが、5日に事故調査委員会を設置したと明らかにしました。
事故調査委員会は、渡部哲也副社長をトップに、バイオマス燃料に詳しい名古屋大学の成瀬一郎教授など、外部の有識者も参加し、火災の原因の究明や、再発防止策の検討を行うとしています。
JERAは「二度とこのような火災事故を起こすことがないよう、徹底的に原因追究を行う。調査結果などについては進捗に応じて、適宜、お知らせさせていただく」とコメントしています。
武豊火力発電所火災の原因究明などへ 事故調査委を設置 JERA
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