これは2日のオンライン会見の中で、「デンソー」の松井靖副社長が明らかにしたものです。
それによりますと、デンソーが製造した燃料ポンプの不具合で、国内ではこれまでに自動車やバイク合わせておよそ430万台がリコールの対象になっているとしています。
デンソーでは、すでに2020年に燃料ポンプの品質に問題があると明らかにしていて、これまでにおよそ2900億円の費用を計上してリコールの対応を進めてきましたが、今回、リコールの関連費用として新たに1500億円余りを追加計上したということです。
こうしたことなどから、今年度のグループの最終利益の見通しについても、これまでの4700億円から3800億円に下方修正したということです。
松井副社長は記者会見で、「品質こそが私たちの経営の根幹だということを忘れずに、お客様に安心してご利用いただける製品を提供するため最大限の努力を尽くしたい」と述べました。
デンソー リコール関連費用で新たに1500億円余を計上
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