逮捕されたのは東京 千代田区の無職、望月ひとみ容疑者(33)ら2人です。
また、詐欺グループのリーダーとみられる住居不詳の会社役員、遠藤忠幸容疑者(41)ら3人も再逮捕されました。
警視庁によりますと、去年8月から10月にかけて、神奈川県相模原市内の70代の男性に「弁護士の和田です。賠償決定につき15億3000万円の受け渡しを行いますのでご確認ください」などとうそのメールを送り、手数料の名目で、ギフトカードおよそ170万円分をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
警視庁はグループが拠点にしていた新宿区のオフィスビルの1室を去年10月に摘発し、リーダーとみられる遠藤容疑者ら5人がうそのメールを送って電子マネーをだまし取ったとして逮捕・起訴されていました。
このグループは全国の3000人以上から少なくとも1億2000万円をだまし取っていたとみられていて、望月容疑者は金を管理するいわゆる「金庫番」の役割だったとみられるということです。
警視庁はほかにも数人のメンバーが事件に関与しているとみて捜査を進めています。
警視庁は5人の認否を明らかにしていません。
特殊詐欺グループの拠点摘発事件 新たに2人逮捕 金の管理役か
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